木造建築医療施設
平成19年12月、「高知のデンマーク」と言われる広々とした田園風景が広がる春野町芳原の自然に囲まれた地に、敷地面積23,600�屐�延床面積4,813�屐�病床数60床の国内でも全く稀有な全館木造建築の医療機関、医療法人 恕泉会「リハビリテーション病院 すこやかな杜」が誕生しました。
「人は自然から遠ざかると病気に近づく、自然に近いほど健康に生きられる。」
ドイツの詩人であり、自然科学者でもあるヨハン・ヴォルグ・ガング・ゲーテの名言に共鳴し、また自らの医師としての長年に亘る臨床経験から『患者様にとっては、鉄筋の施設の中で治療を受けるより、木造建築の医療施設で治療を受ける方が遙かに治癒効果は高まる。何とかして木造建築の病院を建築したい』内田理事長の永年の想いが実現した瞬間でした。
木の力はすごい
木造建築医療施設なるがゆえに立ちはだかる「建築基準法」、「消防法」、そして「医療法」などの諸規制。これらの規制をクリアして完成した「すこやかな杜」は患者様には勿論のこと、そこに働く職員にも快適な医療環境を提供しています。
木の香りは健康的
○消臭、脱臭、抗菌、防虫作用がある
○フィトンチッドによる森林浴効果がある
○杉には脳の働きを活発にする作用がある
○ヒノキには消炎、鎮痛作用がある
患者様の反応
○木の温もり、木の香を感じて気持ちが落ち着き癒され、気持ちがいい
○床が木なので足への負担が少なく嬉しい
○自宅に居るようで安心感がある
○病院の臭いがなく、清潔感がある
職員の反応
○新鮮な空気が入りやすく気持ちよく働ける
○ストレス、圧迫感がなく落ち着いて働ける
○木の匂いが気分を落ち着かせ患者様に優しくなれる
ナイチンゲールの看護論
「新鮮な空気、陽光、風の音、小鳥のさえずり、流れる水の音」
「すこやかな杜」はこの環境の中にある森の中の病院です。